2012年4月3日火曜日
【R-18】あなただけの花に
友達関係
ラベンダー→→→→→→カモミール
ラベンダーはカモミールのことが好きすぎて
ふとした瞬間に「好き」って言っちゃうけど
本気かどうかわからなくてモダモダしちゃうカモミール
「好き」って言ってるのに
本気にしてくれないカモミールにモダモダしちゃうラベンダー
が、お送りするほのぼのラブ・コメディです(笑)
「カモミール」
「わっ」
「ど、どうしたんだよ急に・・・!」
「なんだか抱きしめたくなってしまって・・・」
「きゅ、急すぎるよ!俺だって心の準備がっ・・・!」
「あっ・・・」
「ちょ!ちょっと///!
「もう!どうしてそんなことばっかりするんだよ///!」
「好きだからだよ」
「えっ」
「君のことが好きで好きでしょうがないんだ」
「だから許して。ね?」
「え・・・えっと・・・///」
「ハグしてもいい?」
「えっ・・・う、うん・・・」
「大好きだよ。カモミール・・・」
(なんだよこんなの・・・反則すぎ・・・)
(・・・好きって 本当なのかな・・・)
(だとしたら俺も・・・俺だって・・・!)
(・・・)
(俺、からかわれてるのかな・・・)
「カモミール」
「うひゃっ!?」
「ラ、ラベンダー!?ちょ、ちょっと!」
「悲しいの?」
「えっ」
「それとも恥ずかしい?」
「そ、そりゃ・・・!当たり前だろ!ばか!///」
「かわいい人だね」
「えっ・・・」
「カモミールのそういうとこ、好き」
「ちょっ・・・///」
「そういうとこも大好き」
「や、やめろよ!///もう!!」
「ラベンダーは俺のことからかいすぎ!」
「からかってなんかいないのに」
「全部本当のことだよ。私はカモミールのことが好きだ」
「またそういうこと・・・///」
「愛してる」
「・・・」
(ラベンダー・・・)
好きだよ
カモミール
この言葉はもう何度も君に伝えているけれど
君には届いているだろうか
初めて君と出逢ったころから
私の気持ちは変わらない。
永遠に君の虜
カモミール カモミール カモミール
愛しいカモミール。
君のために生き
君のために死にたい
君の笑顔が大好きなんだ
だけど
ああ
カモミール
どうして他の男と会話をするの?
どうしてそんな男の話に耳をかすの?
どうして笑っていられるの?
どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?
どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?
どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?
どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?
私 よ り も そ ん な 男 が い い の ?
どうしてそんな男が?
どうしてそんな男を?
心の中が醜く 黒い塊でいっぱいになっていく
こんなこと考えちゃいけないのに
こんなこと考えちゃいけないのに
ああ カモミール
ああ
誰かに摘まれてしまうくらいなら
いっそこの手で
めちゃくちゃにしてやる
「あっ・・・ラベンダーぁっ・・・・!」
「ラベンダー・・・」
「・・・」
「ねぇ・・・」
「どうして泣いているの?」
「ちゃんとこっち向いて・・・?」
「触らないで・・・」
「えっ?」
「私は君に触れてもらえる資格なんてない」
「私は君を汚してしまった・・・」
「汚すだなんて・・・そんな・・・」
「どうして・・・」
「君が・・・他の男と話してるところ見たんだ」
「えっ?」
「とても楽しそうに話していて・・・」
「私と話しているときよりも楽しそうだった・・・」
「そんなこと・・・!俺はラベンダーと話してるときがいちばん・・・っ!」
「私のことを見てよ・・・カモミール・・・」
「私だけのことを見て・・・」
「私は・・・君が好きだ・・・好きなんだよ。カモミール・・・」
「ラベンダー・・・」
「!」
「カ・・・カモミール?」
「俺も・・・好きだよ」
「えっ・・・」
「ずっと好きだった ラベンダーに会うたびドキドキしてた」
「でも、からかわれてるんじゃないかってずっと不安で・・・気持ち隠してた」
「・・・カモミール」
「不安にさせてごめん。好きだよ。ラベンダー」
「・・・!カモミールっ・・・!」
「んんっ・・・!」
「ぁっ・・・・」
「っ・・・」
「気持ちいい・・・」
「私もだよ・・・カモミール」
「んぁっ・・・んんっ・・・!」
「ラベンダーぁ・・・俺・・・もう一回・・・したい・・・かも・・・」
「・・・いいの?」
「うん・・・して・・・ほしい・・・」
「壊しちゃうかもしれないよ?」
「壊れてもいい・・・ラベンダーがほしい・・・」
「そっか・・・ふふっ じゃぁ、可愛くおねだりしてくれたらしてあげようかな」
「ちょっ・・・!///なんだよそれ・・・!」
「冗談だよ」
「くっ・・・!からかいやがって!もうー!」
「あははっ」
「じゃ、そろそろしよっか」
「今度はさっきよりもっともっともっと愛してあげるね」
「カモミール・・・」
「もっとこっちにおいで カモミール」
「えっ・・・こう?」
「もっとこっち」
「・・・もっと?」
「もっともっとだよ。全然遠い」
「ええー!?」
「もっと近くで君を感じたいんだ」
「・・・君は嫌? 私の香りは強すぎる・・・?」
「・・・」
「しょーがないなぁもうー!」
「カ・・・カモミール?!」
「これで近くだろ!」
「・・・うん。近いね。嬉しい。大好き!」
「・・・知ってる///」
相手の気持ちがわからなくて 不安で
でも 泣きたくなるくらい
好きで好きでしょうがない
僕たちは
あなただけの花になりたい
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