2012年4月4日水曜日
【ラベンダー×カモミール】 悪い子
「んんっ・・・」
「あれ・・・俺・・・?」
「あ、起きちゃった?もっと寝ててもいいのに。」
「いや・・・だって映画見るって約束だったじゃん・・・」
「今何時?」
「3時」
「えっ・・・あれ・・・?!映画の時間って・・・」
「1時半だね。」
「・・・・」
「・・・・」
「起こしてよ!」
「だって気持ちよさそうに寝てたから」
「「だって」じゃないよ!見たい映画だったんでしょ?!」
「どうしてそのままにしちゃうんだよーー!もうー!!」
「・・・あーーーーそうじゃないよね・・・俺が悪いんだもんね・・・ゴメンなさい」
「別にいいよ。一緒にいられれば」
「・・・・」
「ラベンダーはやさしいね・・・」
「うん。カモミールにだけはね」
「やさしいついでに聞くけどさ・・・」
「うん。何?」
「あー・・・やっぱやめようかな・・・」
「うん?」
「ラベンダーは・・・俺のこと好き・・・?」
「もちろん」
「じゃさ・・・・
「俺たちの関係って・・・何?」
「恋人関係だけど?」
「ええっ そうなの!?」
「・・・違うの?」
「いや・・・だって!俺「付き合って」って言われてないよ!?」
「付き合って。」
「・・・」
「なんで黙るの?」
「いや・・・急だったから・・・///」
「照れちゃったんだ?かわいいね」
「・・・いい?」
「えっ・・・」
「私と付き合ってくれる?」
「・・・う・・・うん」
「やった。これで本当に恋人同士だね?」
「・・・うん///」
「ふふっ 嬉しいなぁ。」
「ね、恋人記念にキスしてもいい?」
「えっ・・・・う・・・うん」
「・・・ダメっていってもどうせするんだろ」
「うん。したいからね」
「・・・許可とる意味ねぇじゃん・・・」
prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
「あっ・・・!」
「ごめん!電話きちゃった・・・」
「・・・」
「ちょっと待って」
「・・・うん」
「いやーだからー!今はちょっと都合が悪いんだって!」
「えー!?そういうのはやめてくれって言ってるじゃないか!もうー!」
「それに俺・・・今フリーじゃないし・・・」
「カモミール・・・」
「・・・?ラベンダー?ちょっと待ってってば。いま電話ちゅ」
「っ!!」
(ラ、ラベンダー!首筋、首筋をなめ・・・!!)
「どうしたの?」
「いやっ・・・なんでも・・・ぁっ」
「ちょっと!電話中なのに!やめてよ!」
「キスしてもいいんでしょ?」
「・・・!たしかにそういったけど・・・でも・・・んんっ!」
「ほらほら。いつも通りの声を出さないと変に思われちゃうよ?」
「っ・・・!」
「あははっ 喘ぎ声、隠しきれてないよ? あーあこれじゃ
「電話中にひとりでしてる変態サンだと思われちゃうね。相手の人はどう思うかな?」
「や・・・やめっ・・・!」
「えー?どうしよっかなー」
(こいつ・・・完全におもしろがって・・・!)
「あっ!」
「今の、今までで一番エッチな声だったね。私以外の人に聞かせてるから余計感じちゃったのかな?
「カモミールはとんだ変態サンだね。」
「そんな・・・こと・・・!っっ!!」
「今度するときはお外でやろっか?そうすればみんなに見てもらえるよ?
「嬉しい?嬉しいよね?カモミールは変態サンだもんね?」
(うう~~~~~!!)
pi
「あっ。切っちゃった」
「なんにも言わずに切っちゃったけどよかったの?」
「だって!!しょうがないだろあの状況じゃあ!!
「ラベンダーが・・・!あんな・・・!あんな・・・!!///
「もうっ!やめろって何回も言ったのに!なんでやめないんだよ!!ばかっ!!!」
「・・・電話なんて嫌い」
「好きとか嫌い以前の問題だろ!まったくー!これからは電話のジャマしないで・・・
「カモミールを独占できるのは私だけなのに
「恋人の私だけなのに・・・」
「ラベンダー・・・」
「・・・?」
「いたずらばっかしやがって・・・!まったく。ラベンダーは悪い子だなっ!
「これはおしおきだっ!おしおきっ///」
「もうするなよ!」
「うん。私、悪い子なんだ。」
「だからおしおきもっと頂戴。というかもらうね?」
「ええーー!?」
ああ
愛しすぎて
もっともっと悪い子になってしまいそうだ
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