8月28日
「ふぁああ・・・」
「あー夏休みももう終わりかよーww補習ばっかで全然遊んでないんすけどーwwww
「ずっと勉強ばっかで俺マジもう超賢くなったんじゃねーー?wwwみたいなーwwwww
「脳みそのシワの量マジ確実3倍になってっすわwwきんたまみたいになってすわwww」
「お?田中からラインきてんじゃんwwあいつも暇だなーwwwwwwwwしょうがねぇから相手してやっかwwww」
「あ?」
がっしゅく
「____ということで、今日から二泊三日で生徒会主催の勉強合宿を行う!
「夏休みでだらけきった脳を活性化し、受験戦争に勝ち残るため、各々尽力してほしい!!」
田中「特に安藤、タケシの追試組!お前らは勉強できない馬鹿で滓みたいな連中だ!!
どうせ夏休み勉強なんてしないで馬鹿みたいに部屋中ティッシュまみれにしていたんだろう!?
この機会に死ぬ気で勉強しろ!!」
タケシ「え、なんで追試受けちゃっただけでそんな言われなきゃいけないんすか?」
田中「馬鹿は馬鹿なりに努力する姿勢を見せろ!!馬鹿なりに!!!」
ルイ「バカってもう5回言ってるからね」
「時間割は合宿のしおりに記載されているとおりだ。時間は厳守!
「この合宿には先生方も同行していただいている。
「貴重な時間を割いてここまでいらしているので、無為な時間を過ごさないように!!」
田中「わかったか!?」
みんな「ふぁ~い」
田中「なんだその腑抜けた返事は!!そんなんじゃない!腹から声を出すんだ!腹から!
腹式呼吸を活用しろ!!丹田に力を入れて!もう一度!!」
みんな「ふぁ~~~~~い」
田中「やればできるじゃないか!最初から大きい声を出せ!まったく・・・!
では、一時限目の授業を始める!テキストとノートを用意しろ!!」
お花畑的思考
安藤「田中のヤツwwww気合い入りすぎだろwwwwクッソワロスなんですけどwwwww」
ルイ「会長発案だからね そりゃ気合いも入るでしょ」
安藤「てかwwお前なんでこんなところにいるわけ?wwお前何勉強合宿なんかに参加しちゃってんの?ww
あーwもしかして俺が参加するのを知って会いにきたとかーーー?wwwwww」
ルイ「安藤君は相変わらず脳ミソお花畑だね そんなわけないでしょ」
「僕、生徒会に入ってるからそれでだよ まったく 寝言は寝てから言ってほしいよね」
安藤「超おきてっしーーwwwwwマジ超覚醒してっから俺ーwwwww上も下もな??wwwwwwww
ルイ「相変わらずサイテーだね」
安藤「相変わらずなのはそっちだろ?ww毒吐きまくりだなwwwお前ーーww」
「ま、そういうとこがいいんだけどーーw」
(勉強合宿なんてメンドクセーと思ってたけどよぉーこいつがいんなら話は別だぜwwww)
合宿_______
一つ屋根の下に男どもが集い、食事、風呂などを共にし___仲を深める
たとえ、初めは仲たがいしていた者たちであっても
同じ目的で集まった者同士はそのうち見えない絆で結ばれ___
____そして
「うはwwwwツクダオリジナルwwwwwwwwww最高wwwwwwwww」
(この合宿で絶対ルイのゴールにボールをシュート!!エキサイティン!!!させてやるぜwwwwwwwwwwww)
(どうせまたろくなこと考えてないんだろうなぁ)
ルイはだんだん安藤の考えることがわかるようになってきている!
りゆう
ルイ「あれ タケシ君?タケシ君じゃない 久しぶりだね」
タケシ「おお、ルイか。久しぶりだな。お前も勉強合宿にきてんのか」
ルイ「まあね タケシ君は補習組だったよね」
タケシ「ああーちょっとテストの日にしくじっちまってよぉ~~~」
ルイ「何々?寝坊でもしたの」
「いや、寝坊じゃねぇんだけどよぉ~~まあ、似たようなモンってかー」
ルイ「ふんふん」
「テストの当日遅刻してよぉー結局受けらんなくてなァ」
ルイ「ええ なんで受けられなかったの?」
「それが・・・・」
「道で若者たちにいじめられてるバーさんを助けて、道に迷ってるっていうから案内してやったら是非お礼をしたいとか言われて気が付いたらなんか変な御殿に連れてかれてて、そこで美人のにーちゃんねーちゃん達にめっちゃもてなされて、アハハウフフ楽しい目をみさせてもらったんだけど俺そろそろ帰らなきゃってことを伝えると途端に怒り出して「お前はここの花婿として選ばれた」だとかなんかワケわかんないこと言われて、慌てて逃げ出したら突然みんな鬼みたいな形相になって追いかけてきて死に物狂いで逃げてたら途中で坊さんに出会って、事の次第を伝えたらなんかお札を三枚もらえて「ここに封印されし魔獣どもを召喚して戦え」とか言われて呪文を教えてもらえたんだけど、そいつらがなかなかのポンコツで召喚してみても全然言うこときかねーしカワイクねーしマジで腹が立って破り捨ててやろうかと思ったんだけど、俺が鬼たちに襲われそうになったら三匹とも身を挺してかばって戦ってくれて・・・・激しい死闘の結果、鬼たちを退治することはできたが、三匹の魔獣たちは力を使い果たし__塵となって闇に没した。彼のモノたちは一体なんだったのであろうか・・・俺はわからない。しかし、俺は知っている。彼のモノたちが俺ために勇敢に戦ってくれたことを・・・・彼らは決して邪悪なるケモノではなかったことを____俺は彼らのために墓を造り、祈った・・・・いつか再び逢いまみえることを______完」
ルイ「長っ!!長ぇよ!!!!!3行で読むのやめたわ!!こんなん!!
てか なんだよその話!!完璧違う話になってんじゃねぇか!!!」
ウサギ「タケシはいろいろたいへんだったんだなーー!」
ルイ「納得してんじゃねぇよ!!どう考えてもホラ話だろうが!!」
タケシ「ホラ話じゃない。俺はこの夏・・・・少し大人になったんだ・・・奴らの死を乗り越えて___」
ルイ「言い訳してんじゃねーよ!!この遅刻魔が!!!」
りゆう・パターンα
ルイ「あれ カモミール君?君も合宿に参加してるんだ」
カモミール「うん!まあね」
ルイ「カモミール君はそこそこ成績いいのに 熱心なんだね」
ルイ「まあそんなことだろうと思ったよ」
カモミール「勝手に予測するなよ~~~!!もう~~~~~!//////」
ルイ(うぜぇ反応だな)
「だって夏休みって先生とは会えないじゃん?ホントは一緒にデートとかしたいけど
「誘う勇気もないし・・・誘っても教師と生徒じゃぁ断られるのが関の山だしさ
「ちょっとでも会えるんならそのチャンスは絶対掴みたいって思って!」
ルイ「・・・そうだったんだ」
カモ「うん!だから俺、今日の合宿が超楽しみでさーー!早く着きすぎちゃった///」
ルイ「あはは 気合い入れすぎでしょ」
カモ「うん///ちょっと気合い入りすぎちゃったかなぁ」
カモ「一週間前からここの押入れに潜んでたもんな~~///」
「あの時の先生のびっくりした顔、かわいかったなーー///
「実は先生の家に盗聴器を仕掛けてるんだってことをバラしたらもっとびっくりしちゃうかなーー?///」
ルイ「・・・僕さ 君がそういう人だってこと知ってたけどさ
ちょっと思ったから あえて言うね」
カモ「?」
「おまえ気持ち悪いな」
カレーライス①
「さて、奴等が大人しく授業を受けている間に食事の用意でもするか
「金銭的な理由で栄養士を雇うことはできなかったが・・・
「なに。料理くらい俺にもできるだろう」
「献立はやはり定番のカレーライスといこうか。手軽で美味しくボリューム満点!安藤達も大喜びだろう
「食材は・・・・これか。」
「・・・」
「何から始めていいか!わからん!!!!!!!」
「カレーライスなんてどうすればいいんだ!!調理実習ではまだ目玉焼きしかやっていないぞ!!!
「クッ・・・・!!成績優秀!頭脳明晰!天上天下唯我独尊なこの俺がっ・・・!
「こんなカレーライスごときに悩まされるだなんて・・・・・・!!なんたる恥辱ッ・・・・!!!」
「ぐぬぬぬぬ」
「・・・・・ん?」
チラッ♥
「!?」
ジーン「きゃ~~~~~!田中クン、こんなところで会うなんて、すっごい奇遇だね!((*´→∀←`))
運命感じちゃうよ~~~♥(。→v←。)♥」
田中「俺は別に何も感じないがな」
ジーン「んも~~~!田中クンったらひどーーーい!ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。」
田中「お前達はいつも愉快そうで良いな。ところで、お前達はこんなところで何をしているんだ?」
アヤ「会長の別宅で避暑に来ておる。この世界は暑くてかなわんからの」
山田「そうそう♥ 夏休みの最後をみんなで楽しもうとおもってね~~♥」
田中「ふん。素晴らしく能天気だな。こっちは食事作りに苦労しているというのに・・・・!」
山田「食事づくり?」
山田「あら、あんたそーんなことに悩んでんの?」
田中「そんなことだと!?貴様っ・・・!料理を舐めているのか!!奥が深いんだぞ!色々とっ・・・!!」
山田「そんな風に頭で考えてるからダメなのよ!」
田中「なん・・・だと・・・・!?」
山田「料理は愛情なのよ?食べる人のことを思って、想いを込めるだけでいいんだから!」
「・・・・」
「お前・・・料理のことについて、わかるのか?」
山田「当り前じゃない!!女子よ!?」
田中「そうか・・・・!女子か!」
アヤ「そうじゃ。我らは女子!圧倒的な女子力を保有する者達ぞ・・・!」
ジーン「そうそう!(๑◔‿◔๑)」
田中「お前は女子じゃねぇだろ」
ジーン「ふぇぇヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。」
カレーライス②
山田「カレーなんて女子力3000のあたしにかかればお茶の子サイサイなんだから♥」
田中「おい、なんだこの暗黒物質(ダークマター)は?」
山田「カレーライスだけど?????」
田中「俺の知っているカレーライスとは違う物のように思えるんだが」
山田「あーちょっとアレンジ加えたからかしらね。ハチミツとかりんごとか入れたし」
田中「アレンジとかそういう次元じゃないだろうが!!!炭化してるんだぞ!!炭化!!」
山田「うるさいわね!お肉でもなんでも食材は少し焼きすぎた方がおいしいのよ!!」
田中「『少し』じゃないだろうが!!!!!」
カレーライス③
(困ったぞ・・・・まさかあんなに料理について語っていた山田が料理下手だっただなんて・・・・!
(とんだ誤算だ!なんという食材と時間の浪費!
(こんなことなら他人に頼ろう等せず、自分でなんとかしていればよかった・・・!
(しかし、今更悔いたところで遅いぞ田中会長!
(もうすぐ安藤達の授業が終わる時間!それまでに食事を用意しなければ・・・・
(だが、どうやって・・・・・・・・)
「何やらお困りのようだのぉ。田中会長」
田中「!」
田中「ああ。俺は今猛烈に困っている。猛烈にだ。」
アヤ「ほう。それならば手を貸してやろうか?」
田中「何?」
アヤ「余の魔法で、あの暗黒物質を人間が食べられるモノに変えてやろう」
田中「・・・悪いが俺は厨二病患者に付き合っていられるほど暇ではないのだが?
「 ___まあ、もうこの際なんでもいいだろう。とにかくアレをなんとかしてくれ。」
俺はキッチンの掃除と着替えをしなければならない。」
アヤ「任されよ」
「闇に蔓延る我らが主よ___余の呼びかけに答えよ
「罪人を焼し煉獄の業火 汝が咆哮は神を偽る愚者とならん____
「其は 無限に続く断罪と知れ____迅雷・即興曲【サンダー・ラグナロク】!!!」カッ!!
「ふう・・・奴のおかげでなんとかなりそうだ。
「魔法だとかよくわからないことを言っていたが、どうせただ作り直すだけだろう。
「あの厨二病は、暗黒物質を生産する山田より、まだまともな食事を作ってくれそうだしな」
「おーい、お前らーーー食事の用意ができたぞーー」
「あー勉強ばっかしてたからマジ腹がペコリだぜーーwwwwwww」
「ハラへったなァー昼はなんだっけ?」
「カレーなんだぞー!」
「お、いいねェ~!カレーとか最高だぜ」
「俺大盛りなwwww福神漬けもタップリでぇーーww」
「福神漬け全部取らないでよね 君はホント極端なんだからさぁ」
「わぁってるってーーwwww」
ワイワイガヤガヤ
合宿のおたのしみ
「あ~~つっかれたーーーwマジ、もw超つっかれたんですけどーーーwww」
「便所はきったねぇし、勉強ばっかだし、カレーはジュースだし、ウサギの足はくっせぇし、
「ジュースばっかだし、ウサギは便所だし、カレーの便器はくっせぇし、ん?アレ?なんかワケわかんなくなってきちゃった
「まあ、とにかくーぅwまじ疲労度パネェってかーーwwウサギの足くっせぇしよぉ~~~」
「まあ、合宿はまだ始まったばっかだからなーw
「これから夜になるしぃーーww」
そう・・・・お楽しみはまだまだこれからだぜ!!
「合宿」 「夜」とキーワードがそろえば・・・・・
【YO-BA-I★ー夜這いー】
しかねぇよなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwうはwwwwwwwおkwwwwwwwwww
てかーーww一つ屋根の下にオトコが何人も泊まってぇーーwww
そういうことが起きないコト自体がおかしいっつーーかーぁ?wwもうむしろ襲ってくださって言ってるようなモンwwwみたいな?www
夜這いは文化なんだよwwwwwwwwww
ポワワワーーーーーン♥
『ん・・・・・』
『う・・・ん・・・・・っ』
『ルイ・・・・』
『誰・・・・?』
『安藤・・・くん!?
『な・・・なんでここにっ・・・・・やっ・・・・!』
『嫌じゃないだろう?』
『だめだよ・・・・こんなところで・・・・』
『あっ・・・・やだ・・・・そんな・・・とこ・・・・!
『さわら・・・・んっ・・・』
『こんなに感じてるじゃねぇか・・・・___』
『ちがっ・・・!』
『恥ずかしがらなくていいんだぜ?』
『お前は俺のことだけ考えてろよ____』
『あっ・・・・安藤・・・・くん・・・・っ!』
そうして二人は_____
シューーーーーーーーーーーート!!!!エキサイティンッ!!!!!!!!!
「サイコウに文化的だぜ・・・」
「っしゃwwwwwwwいっちょ夜這ってくるかなwwwwwwwwwwwww
「GO★姦だぜwwwwwwwwwww」
こわいはなし
「それは草木も眠る丑三つ時____妙に蒸し暑い夜だった・・・
「俺はなかなか寝付けなくて、何度も何度も寝返りを打っていた。
「普段はかなり寝つきがいい俺だったが・・・・
「寝る前に友達と電話で怖い話をしあっていたことも眠れない原因だったかもしれない」
「なんてことのない怪談話だった。
「足音がずっと、どこまでもついてくるのに___振り返ると誰もいない。
「ついてこられている気配は確実に感じられるのに・・・・
「黒い影に永遠に追われる・・・そんな、どこにでもあるような怪談話。」
(ドキドキ・・・・)
「普段は怖い話なんて全く信じていない俺だったが・・・その友達の話は妙にリアルで・・・なんだか気持ちが悪く感じた」
「俺はだんだん寝られないことに焦りを感じ始め、ぎゅっと瞼をきつく閉じた___
「その時____
「・・・音が___聞こえたんだ・・・・・・
「闇の中で何かが這いまわるような、ナニモノかが蠢く音を」
「俺は一気に青ざめて、目をよけいきつく閉じて何も考えないように努めた
「直感でわかったんだ____この音は家鳴りでも、人間の出せる音でもない、って・・・・
「そうなったらもうアレしかない!アレが出たんだ・・・!なんで俺のところに・・・!?
「俺は軽くパニックになりながらも布団をかぶり、丸くなってやり過ごすことにした
「その時の緊張感・・・!マジで頭がおかしくなりそうだったぜ・・・・」
「15分くらいそうしていたかな・・・?近くでざわめいていた音が突然ピタッと止んだ____
「俺はやっとどこかへ行ってくれたのかと安堵し、かぶっていた布団をどけて顔を出した・・・・
「だけど・・・・それは愚かな間違いだった___
「いたんだよ。奴は・・・・・いたんだ」
「枕元に・・・・真っ黒くてツヤツヤした____Gが・・・・!」
ルイ「え・・・・?これ、ゴキブリの話?」
安藤「んだよお前らー何起きてんだよwさっさと寝ろよーーw」
ルイ「なんだよ君 いきなり入ってきて 何か用なの?」
安藤「ん?wいや、別に?wwwただ夜這いに来ただけだけど?www」
ルイ「素直だな」
安藤「だろ?wwwwwwww俺ェーw超ショージキモノだしぃーーーww」
ルイ「別に褒めてねぇよ?????」
安藤「え?Wwwてか、てかwww何してんの?www怖い話大会?www俺も混ぜてよーーーwww」
ウサギ「いいz「やだ」
安藤「えーーーーwwwwケチ~~~~~wwwwww」
ルイ「お化けよりも 君の方が何をしでかすかわからなくて怖いからね
ほら さっさと自分の部屋に戻りなよ 君の部屋は隣でしょ?」
安藤「え~~~~~~~~~~~~~~~いいじゃんちょっとくらい混ぜてくれたってーーーwww」
「俺ェ~~~~ここからスグ近くにある心霊スポット知ってるんだけどなぁ~~」
「心霊スポット?!」
行ってみた
安藤「この付近はいわゆるパワースポットってやつらしくてよ~
イロイロ集まりやすいみたいな感じでェ?心霊現象とかけっこう起きてたパナい地区なわけなんだけどぉ~」
「そこの小道を抜けたところにさぁ、巨大な、迷路にみたいに入り組んでる墓地があるんだよね
「それがもーー霊が出たとかそういう類の噂が絶えない場所なワケ。
「夜中に通ると手をひかれるとか、手術に失敗して自殺した女医の霊が出るとかさぁ
ルイ「でも しょせん噂でしょ?」
安藤「ンーーまあ、そうだけどよォ~~~~でもやっぱ気になるじゃーん?」
安藤「て!ことでェ~~~wwww今から肝試ししようぜーーwwww」
ウサギ「おおー!きもだめしか!なんかかっこいいな!」
安藤「だろう!?wwwかっこいいし楽しいぜぇーーwww」
ルイ「うーん まあ夏にはピッタリだよねぇ でもこんな大勢抜け出して怒られないかな?」
安藤「バレなきゃいいんだってwwwwバレなきゃwwwww
センコーだって田中だってみんなどうせ寝てるっしょ?wwwイケるイケるwwww」
「・・・・誰が寝てるって?」
安藤「あっ・・・・」
田中「貴様!!!こんなところで一体何をやっているんだ!!何を!!」
安藤「何ってwww肝試しにきまってんじゃんwwwww」
田中「そんなもの大抵想像つくわ!!!こんな時間に抜け出して!!何かあったらどうする!!
貴様、責任はとれるのか!?!」
安藤「そんな堅苦しいコトいうなってーーーwwwwいいじゃーーんwww夏なんだしぃーー?ww」
田中「どういう理屈だ!!!どういう!!」
安藤「まぁまぁwww落ち着いてwwww」
安藤「せっかくだから田中もいっしょにやろうぜーー?w」
田中「な・・・・!お前・・・!他の者たちのみならず俺までも不良の道に誘おうというのか!?」
安藤「そんなんじゃねぇーよぉーwおまwwwホントひねくれてんなぁーーーwwwww
こういうのは大勢でやった方がイイーってか、お前がいた方が楽しそうじゃん?wみたいな?w」
田中「な、なに・・・?」
安藤「お前みたいなヤツがいるとこういうイベントって盛り上がんだよねーーw
だからさぁ、田中も一緒にやろうぜーww」
田中「し、しかし・・・就寝時間が・・・・」
安藤「そんなもんどうでもいいじゃーーん?wたまには俺たちと一緒に遊ぼうぜーw
なーー?w一緒に遊びてぇんだよーーーww」
田中「・・・・///」
「し、しかたないな・・・・今日だけ。今日だけだぞ・・・・?」
「おうwwそうこなくっちゃなぁーーww」
(くっそチョロQなんですけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)
安藤
「じゃ、墓を回るペアをくじ引きできめっぞーーw」
(やっぱこいつらバカだなァ~~~wwwww
(心霊スポットなんて俺が知ってるわけねぇだろwwwwwあんなん全部ガセだっつーーのwwww
(ルイとペアになれば暗闇に乗じてヤりたい放題できっからなwwwwwww
(わりぃけどお前全員利用させてもらうはwwwwwwwwうはwwwwwおkwwwwwww)
「いやーーーwwww誰とペアになんだろなーーwwww
「超たのしみだわーーwwwwwwwwww」
肝試し
「おい。道はこっちで合ってるのか?」
安藤「あぁーーそーなんじゃねーーー???」
田中「暗くてよくわからんな。何か明りになるようなものは持っていないのか?」
安藤「あぁーーそーなんじゃねーーー???」
田中「俺はイケメンだと思わないか?」
安藤「いや?全然」
田中「突然正気に戻るんじゃない!!」
田中「貴様、一体なんだその態度は!!せっかくこの俺がペアになってやっているというのに
その体たらくぶり!!まったくたるんでいる!!!」
安藤「えーーーだって田中だしなーーー」
田中「どういうことだそれは!!?俺だと不満なのか?!
というか、備品の用意が全くなってない!!明かりもないのでは上手く進めないじゃないか!!」
安藤「えーーースマホとかの明かりでイケるんじゃねーー?」
安藤「てかさ、なんなのさっきから大声出してさぁ~~~~もしかしてーー
ブルっちゃってんすか?www」
田中「はぁ???そんな訳ないだろう」
安藤「フーーーーーーーーーーン?」
安藤「あ、田中のうしろになんか白い影が・・・・」
田中「!!?」
「・・・・」
「・・・・」
「何もいないじゃないか!!!!!!!!」
安藤「うはwwwwマジでブルっちゃってんじゃんお前wwwうはwwウケるwww」
田中「ブルってなどいない!!!!確認しただけだ!!!確認!!!」
安藤「確認って何だよお前wwwwwwぜってー嘘だろうがwwww」
田中「確認は確認だ。何をするにも正確な判断が必要。即ち、確認は重要な儀式なのだ。
だから先ほどお前が言った「白い影」とやらも確認し、正体を見極めるために俺はただ機械的に確認したのみだ。
別に驚いてなどいないし、ましてや幽霊が怖いなどというわけでもない
そもそも、幽霊などという非科学的且つ非現実的な物はこの世界には存在しない」
安藤「ながっwwwwwセリフながっwwwwどんだけ動揺してんだよwwww」
田中「別に動揺などしてない!」
安藤「ハイハイwwwwwwwwwwwwwツンツン乙wwwwww」
田中「貴様!!!それ以上言うと怒るぞ!!!」
安藤「はいはいは_____」
「・・・・っ!」
安藤「田中・・・・おま・・・・・ちょっと、うしろ、見てみろ・・・・」
田中「・・・?なんだそれは?貴様、俺を馬鹿にしているのか? 何度も同じ手をくうと思うか?」
安藤「いや・・・・ちが、ちがうんだって・・・!あれ・・・・」
田中「大げさすぎるぞ?一体なんだというのだ_______」
田中「っ・・・・・!!!!」
カモミール「あれ?いまなんか悲鳴が聞こえなかった?」
ルイ「え 嘘?何も聞こえなかったよ」
カモミール「あれ・・・・・・おかしいな」
ルイ「冗談はやめてよ こんな時に」
カモミール「ごめんw」
(ホラーものはそこそこイケるクチけど・・・自分が実際体験するとなると やっぱり怖いな・・・
(でもビビってる姿は見せたくないし・・・ポーカーフェイスを崩さないようにしないと・・・)
ルイ「カモミール君こわいの?」
カモミール「うーん・・・やっぱりこう暗いと・・・・何かに見られてるんじゃないかとか思っちゃう・・・」
ルイ「ちょっと やめてよそんなこと言うの」
カモミール「ごめん・・・」
カモミール「!」
ルイ「・・・・・なに?どうしたの・・・」
カモミール「・・・やっぱりなんかいる」
ルイ「えっ?」
カモミール「聞こえるもん」
ルイ「いや 聞こえないって 何も聞こえないって君は それ虫だよ虫
いやーもう秋だねーーー」
カモミール「聞こえる! こっちだ!」
ルイ「えええええ!なんでわざわざその何かを見にいこうとするのの!?
ほっとけばいいじゃん!!!ほっとけばあああ!
ソレ絶対いるし!!それ絶対何かいるじゃん!!フラグ立てんのやめてよおおおお!!!」
カモミール「ここらへんだと思うんだけどな・・・」
ルイ「いいよそんなの ホントどうでもいい どこでもいい 正確さなんて別に求めてないから」
カモミール「いや!絶対ここだ!ここから聞こえてきたもん!」
ルイ「チッ!余計なモン聞き取りやがって・・・なんで無視できねぇんだろうな これだから物語の主人公は・・・・」ボソッ
カモミール「ん?何か言った?」
ルイ「いいや?別に??」
カモミール「このお墓のあたりだと思うんだけどな・・・・」
ガサッ!!
「!?」
「ぎゃああああああああああああああああああ!!!女医の霊ぃいいいいいいい!!!!!!!!!」
カモミール「せん、せい・・・・?」
ルイ「え・・・・?」
カモミール「せんせいだよね?」
「ラベンダー先生♥」
ルイ「ええっ!?こ、これが!?!?な、なんで?!」
カモミール「うん。他の人はごまかせても俺の目はごまかせないよ
ね?そうでしょ?先生♥」
「・・・・」
「よくできました」
カモミール「ああっ!!やっぱり♥」
ラベンダー「よくわかったね?えらいえらい。」
カモミール「えへへ!俺をだまそうなんて百年早いですよ~~!///」
ルイ「うわー・・・先生だったのかあ・・・どうやって気づいたの?」
カモミール「えーーー///そんなの息遣いと匂いに決まってるじゃん!」
ルイ「???」
「ラベンダー先生が発する音ならどんな音だって聞き逃さないし、
「ラベンダー先生の体臭ならどんな場所でも嗅ぎ当てることができるよ
「だって俺、毎日ラベンダー先生のにおいでオナってるもん・・・///」
「きもっ」
「の~~りもの~~あつまれ~~~い~ろんな~~くるっ~ま~~~
どんどん でてこい はたらく くる~~ま~~~~♪」
ウサギ「はがきや おてがみ あつめる ゆうびんしゃ~~~ ゆうびんしゃ!
うにゃうにゃ うにゃにゃ うにゃふふ んふふふ~~~ ◎×◆ЙЮ!」
タケシ「おい。もう歌詞わからねぇのかよ はええなオイ」
タケシ「いろんな~~くるまが~あるんだ~~な~~~♪いろんな~~おしごと~~あるんだ~よ~~~♪
んふふ~~んふふ~~はたらく くるま~~~~~」
タケシ「無理やりまとめてんじゃねぇよ」
「はぁーぁ
「まったく、なんで俺がこんなガキの遊びに参加しなきゃなんねぇんだよ
「なーーにが肝試しだァ!ユーレイなんかいるわきゃねぇのに肝試しも何もあったもんじゃねぇっつーの」
「バックレてぇぜ・・・ったく」
「おい!ウサギ!はぐれんじゃねぇぞ?迷子になっても探してやんねぇからな!」
「ん・・・?」
「オイ・・・・ウソだろ・・・・・言った傍から迷子かよ・・・・」
「おーーい!ウサギーー!オメェどこにいんだよーーー!」
「ったく、めんどくせぇなーー!」
「____お?」
タケシ「んだよ__あいつあんなとこにいんじゃねぇか」
ったく!心配かけやがってよォー」
「おーーーーーい!!ウサ___________」
「ちょっ・・・!おまっ・・・・!!!な、なにしてんだよ!!!」
ウサギ「おお?たけしー!どうしたんだぞーー?そんなにはしってーー!」
タケシ「どうしたはお前だろうが!!何してんだよ!こんなとこで!」
ウサギ「なにって・・・・」
ウサギ「道をきかれたからおしえてただけだぞー!」
タケシ「だ、誰に教えてたんだよ・・・」
ウサギ「だれって___そこにいるじゃんかー!おかしなタケシだなーーー?」
タケシ「・・・・_____」
タケシ「・・・・誰も、いねぇけど・・・・・?」
ウサギ「えっ?」
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